富士通テン、カーナビ製品の段ボール廃止…東京タワー1.2本分削減

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富士通テンは、カーAV専業メーカーで初めてカーナビ包装の外装段ボールを廃止すると発表した。
  • 富士通テンは、カーAV専業メーカーで初めてカーナビ包装の外装段ボールを廃止すると発表した。

富士通テンは1日、市販ブランドの『イクリプス』カーナビの梱包に使用していた外装段ボール箱を廃止し、「シュリンク包装」に切り替えたと発表した。環境対策の一環。カーAV製品の外装段ボール箱廃止は、カーAV専業メーカーでは初めて。

シュリンク包装は、カーナビの2005年秋モデル1機種で試験的に導入、結果的に物流面や商品の品質に問題がないことを確認し、今年6月上旬に発売した国内夏モデル3機種に導入した。
 
従来は、運搬時に商品箱を傷つけないようにするため、梱包に段ボール箱を使用していた。シュリンク包装は、荷物を熱収縮性プラスチックフィルムで覆い、加熱収縮させて荷物を固定保持する包装方法。
 
カーナビ製品の段ボール箱を廃止することで使用量35.7t、従来比で94%の削減が可能で、積み上げると東京タワー1.2本分の高さに相当する。シュリンク包装で重量の軽減が図れるため、輸送時のCO2排出量も低減できるとしている。

《レスポンス編集部》

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