Eウルフ e-2…フェラーリやランボルギーニを脅かす?

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Eウルフ e-2
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ドイツ・ドレスデン大学が主体となって立ち上げたEVブランド「Eウルフ」は29日、新型『e-2』の概要を明らかにした。0-100km/h加速5秒以下、最高速250km/hというEVスーパーカーは、2011年に市販予定だ。

Eウルフは、今年のフランクフルトモーターショーにおいて、ゼロエミッションのEVレーシングカー『e-1』を発表。今回のe-2は同社のEV第2弾で、フェラーリやランボルギーニを意識したエキゾチックな雰囲気の2シータースポーツである。

e-2の中核技術が、「Li-Tec」と名づけられたリチウムイオンバッテリー。「CERIO」と呼ばれるフラットセル84個で構成され、セル1個当たり1kgという軽さを誇る。サイズも23×18cmとコンパクトだ。10年間使用できる耐久性も備えている。

モーターは最大出力134psを4個搭載しており、それぞれが4輪を駆動する4WD。トータル出力は536ps、トルクは102kgmに達する。ボディはアルミとカーボン複合素材を使い900kgに抑えられ、0-100km/h加速5秒以下、最高速250km/hという超1級の性能をマークする。

EVで課題となる航続距離に関しては、300km以上を確保。充電は急速チャージャーで30分だという。ボディサイズは全長5000×全幅1900×全高1200mmだ。

Eウルフは、2010年のe-1に続いて、2011年にe-2を発売予定。フェラーリやランボルギーニを脅かす存在となるか、注目される。

《森脇稔》

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