日産の高級車チャンネル、インフィニティは25日、カナダで『G37クーペ』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)のアートカーを公開した。
このアートカーは、インフィニティブランドの誕生20周年を記念して製作。モントリオール在住の女性アーチスト、Heidi Tailleferさんが、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の世界観を表現した1台だ。
インフィニティは「シルク・ドゥ・ソレイユ」の公式スポンサー。シルク・ドゥ・ソレイユは、1984年にカナダに設立されたエンターテインメント集団で、サーカスにオペラやロックの要素を盛り込んだ独自のショーを全世界で公演している。今年で設立25周年を迎えた。
G37クーペには、シルク・ドゥ・ソレイユのサーカスをモチーフにした模様が描かれた。その製作には1か月の時間が費やされたという。Heidi Tailleferさんは、「インフィニティとシルク・ドゥ・ソレイユのアニバーサリーを祝福するのに、ふさわしい作品に仕上げたかった」と語っている。
このアートカーはカナダ国内のイベントなどで展示された後、チャリティオークションに出品される予定。アートカーといえばBMWのイメージが強いが、インフィニティのアートカーも、そのインパクトは強烈だ。