【東京モーターショー09】ホンダ モンパル にリチウムイオン電池

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【東京モーターショー09】ホンダ モンパル にリチウムイオン電池
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お年寄りの手軽な足として重宝される電動シニアカー「モンパル」をアップデートさせたコンセプトモデルが『EV-MONPAL』(EVモンパル)だ。市販車は鉛電池だが、EVモンパルは小型軽量のリチウムイオン電池に換装し、充電性能や耐久性の向上を図っている。

リチウムイオン電池化で電力が豊富になることを生かし、道路交通により良く融け込むべく、現在の電動シニアカーに比べて多くのコミュニケーション機能を搭載している。車車間通信機能を持ち、同様のカーコミュニケーションシステムを持つクルマに存在を知らせる。横断歩道などで道を譲ってもらったときなどには、ありがとうと相手ドライバーにお礼を伝えるフレンドリーな機能も。

サイズが小さく、スピードも最高6km/hに制限される電動シニアカーだが、EVモンパルはこれらの機能により、ただの電気で走る装置ではなく、れっきとした“EV”に仕立てられているのだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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