母国GPでのフェラーリデビューに臨んだジャンカルロ・フィジケラ(イタリアGP、13日決勝)。
フリー走行では最下位の連続に、土曜午前中はクラッシュと、セットアップを完成させる時間はあまりなかったようだが、決勝レースでは14位から9位まで挽回するなど、ベテランらしいレースを見せた。
「フェラーリでの最初のグランプリにしては結果以上に満足している。入賞にあと一歩届かなかったことは残念だが、今日の午後に関してはベストを尽くしたよ。フリー走行でのクラッシュによって、予選の準備が思うようにできなかった。もう少し前のグリッドからスタートできていればトップ8内に入れたかもしれない」とフィジケラ。
「早速明日からは次のシンガポールへの準備に専念するよ。僕の大好きなコースだからね」