小型燃焼エンジンをクリーンに フリースケールの電子制御ソリューション

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フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、高集積アナログ・デバイスと16ビット・マイクロコントローラ(MCU)を組み合わせて、小型エンジン制御に理想的で費用対効果の高いプラットフォーム・ソリューションを開発した。

世界中に広がる排出規制の動きと高騰する燃料価格に直面する小型エンジン市場では、機械式キャブレター・システムから、クリーンで効率的な電子制御キャブレターや電子制御燃料噴射装置(EFI)への移行している。今回開発したプラットフォーム・ソリューションは、環境に配慮した設計を求めるグローバルなニーズに対応するとしている。

プラットフォームは、先進アナログ集積回路(IC)のMCZ33812と、S12マイクロコントローラで構成する。MCZ33812は、EFI、電子制御気化(e-card)システムについて燃料噴射と点火タイミングを制御する。この小型エンジン制御プラットフォームは、有害物質の排出を抑え、システムの複雑さを緩和し、部品数や製造コストを削減するのに役立つとしている。

エコカーへの関心が高まり、自動車メーカー各社は低燃費、低排出ガスなエンジン開発に注力しており、同社は新製品の投入でこうしたニーズに対応する。

《レスポンス編集部》

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