【SUPER GT 第7戦】展望…荒選手「ウェイト半減で全員に得点可能性」

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【SUPER GT 第7戦】展望…荒選手「ウェイト半減で全員に得点可能性」
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SUPER GTの2009年シーズン、富士スピードウェイで開催される第7戦(13日決勝)からはハンディウェイトが半分になるのが、大きなトピックだ。自身も参加する荒聖治選手(HIS ADVAN KONDO GT-R、24号車)にレースかける意気込みを語った。

「富士が勝負」と荒選手。「第7戦にかける思いは大きい。今シーズンは開幕戦で優勝して以来、コンスタントに得点しています。最近2戦はノーポイントですが、勝負はこれからです」。

SUPER GTでは、レースで上位のリザルトを残すと、順位に応じて次のレースで車にウェイトを積む規則だ。上位ほど重いので、次のレースでは苦戦する。代わってライバルが上位に進出し、ウェイトを獲得し、その次のレースで今度はライバルが苦戦する。

ウェイトは毎回、累積されていく。こうしてマシンの間に戦力差をつけることによって、年間ランキングにおいては差が小さくなる仕組みだ。「ウェイトが結構きついんですよ」と荒選手。

2戦ノーポイントの荒選手も、あと3戦しかなくても「勝負はこれから」なのだ。事実、荒選手は首位と11点差でしかない。SUPER GTでの優勝ポイントは20点だからワンチャンス、ワントラブルで逆転する差だ。ところが順位では7位。ランキング争いがいかに激しいかわかる。

このウェイトが、第7戦では半減される。もともとマシンの戦力差が小さいSUPER GTだから、「差は縮まります。もうほとんど誤差と言っていいくらい。すべてのマシンにポイントの可能性があります」と荒選手。実力が伯仲すれば、ちょっとの差が順位の大きな差になる。シーズン終盤はウェイトを減らすことで、優勝争いの行方がわからなくなる。

「『GT-R』は速さも強さもあって、重量を積んでも走るんです。それが軽くなるのだからレベルが高くなる。もっともレベルが高くなるのはどのマシンも同じなので、ハイスピードの戦いになるでしょう」

荒選手は海外でのレース経験もある。「SUPER GTのレベルの高さを伝えたいですね。日本の3大メーカーが参加し、マシンもレースもレベルが高い。ぜひ富士スピードウェイに見に来てください」。

《高木啓》

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