気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年9月3日付
●期間従業員、日野、採用再開へ(読売・8面)
●自動車増産 他社の手借ります、現場に子会社などの社員受け入れ、期間工、派遣社員採用には慎重(朝日・13面)
●車運搬船に太陽電池 陸上の1.4倍の発電(朝日・13面)
●動力はカセットボンベ、家庭用電源、ミニ耕運機続々発売(朝日・15面)
●日本が変わる:高速道路無料化民主案、一部有料へ国交省模索(毎日・1面)
●米新車販売本格回復の道険しく、支援打ち切りで反動(毎日・8面)
●スピード違反10キロ水増し、違反切符ねつ造容疑、白バイ隊員を書類送検(毎日・27面)
●「隠ぺい強要された」元弁護士が米トヨタ提訴(産経・10面)
●国際会計基準前倒し、住商、日産来期にも採用(日経・1面)
●太陽電池各社、国内向け拡販、三洋、系列店を活用、京セラ、FC店倍増(日経・11面)
●新製品解剖:三菱自動車「アイ・ ミーブ(i-MiEV)」(日経・35面)
ひとくちコメント
家庭菜園などに使われる「ミニ耕運機」の人気が高まっているという。ホンダが家庭用のカセットガスを燃料に採用したミニ耕運機『ピアンタFV200』(価格は10万4790円)の累計販売台数が今年3月に発売後、8月末時点で6000台を超え、わずか半年間で年間販売計画を達成。年間計画を1万台に上方修正し、販売増を目指すという。
ピアンタは、燃料に家庭用カセットガスを使ってメンテナンスを軽減したほか、折りたたみハンドルなどの採用で持ち運びが便利。きょうの朝日によると「買うのは50~60代の夫婦が中心。女性のカセットボンベへの親近感と、農業にあこがれやすい男性の気持ちがマッチした」(汎用営業部)と説明している。
ホンダ以外にも三菱農機やヤンマー、井関農機なども家庭向けの「ミニ耕運機」の開発に力を入れており、家庭菜園やガーデニングを楽しむファミリー層などの新たな顧客獲得に火花を散らしている。「政権交代」が実現した先の総選挙ではないが、この乱世、どんな商品がヒットするのかも予想がつかない。