【ルノー カングー 新型発表】日本車がマネできない実用性

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新型ルノー『カングー』の販売ターゲットは、旧型の販売の9割を占めるという「30代のヤングファミリー」。新型についてもこれをキープコンセプトとし、実用性の向上を中心に開発が進められた。そこにはフランス人の物づくりに対する考え方が如実に反映されているという。

「フランス車、というとデザイン性ばかりに注目されがちですが、実はフランス人の物づくりに対する考え方はとても合理的なんです」と語るのはルノー・ジャポン大極司CCO。

「例えば、新型カングーは小さい子供がいるファミリー層に向けて作られたクルマです。だから後部座席は初めから子供が座るものとして設計されていて、子供が楽に座れるように座面が短く作られているんですよ」

後部座席の天井には収納ボックスが3つ設けられているが、これも子供がおもちゃなどを収納するときに取り合いにならないようにするため、という意図もあるのだという。

また、座席を倒す事でフルフラットになる最大容量2866リットルの荷室についても「全長2.5mの長尺物を積載できるのですが、これはフランスで主流になっているIKEA(スウェーデンの家具ブランド)の定番商品『BILLY』(棚)が搭載できるようにと考えられています。DIYが浸透しているフランスならではのライフスタイルがクルマづくりにも反映しているんですね。こういった割り切りは日本車ではとても真似できないところです」と語る。

《宮崎壮人》

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