【VW ゴルフ GTI 日本発表】新エンジン搭載でパワー&燃費向上

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フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは25日、人気車種『ゴルフ』のスポーティモデルである新型「ゴルフGTI」を発表した。9月5日より全国で販売を開始する。

フォルクスワーゲンの中でも根強い人気車種のひとつであるゴルフGTIは、1985年に2代目が日本に正規輸入を開始して以来、モデルチェンジを重ね約4万2000台を販売している。スポーティな走りとハッチバックボディがもたらす実用性を両立させているのが特徴。中でも、先代のGTIでは、ゴルフ全体の20%以上の販売を占める人気モデルとなった。

新型ゴルフGTIは、静粛性、環境性能、質感などが高い評価を受けている6代目ゴルフをベースに、チューニングを施し、パワー、燃費ともに先代を上回るパフォーマンスを実現。デザイン面でも、赤いラインの入ったグリルや、チェック柄のシートなど、GTIらしさを強調するデザインを踏襲しつつ、専用デザインの縦型フォグランプやデュアルタイプのマフラーなどを採用し、スポーティさとダイナミックさを強調した。

新開発となる2リットルTSIエンジンは、先代から11psアップとなる211psを発揮、これにデュアルクラッチトランスミッションDSGを組み合わせる。これにより、高出力を実現しながらも燃費を約3%向上し10・15モード燃費は13.0km/リットルを達成した。

走りの質をさらに高めるものとして、GTI専用にチューニングされたシャシーには、フォルクスワーゲン初採用となる電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」や、アダプティブシャシーコントロール「DCC」といった最新のシステムを搭載。安定したコーナリングと、路面状況に合わせた快適なドライビングを実現したとしている。

価格は366万円。

《宮崎壮人》

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