横浜ゴムは20日、タイの乗用車用・トラック・バス用タイヤ生産拠点であるヨコハマタイヤマニュファクチャリング(タイ)で「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトの第2期植樹を実施したことを発表した。第2期は海外生産拠点としては初めて。
8月12日に実施した今回の植樹では、約1100人が参加。タイ工場の従業員とその家族に加え、宮脇昭横浜国立大学名誉教授とともにタイでの植樹を指導するシリン・ゲオライヤッド博士夫妻や地域住民、地元小学校の生徒、ヨコハマタイヤマニュファクチャリング(タイ)のあるアマタシティ工業団地の企業で働く人などが、26樹種、約5000本を植樹した。第1期植樹祭は昨年12月に開催し1500人が参加、7200本を植樹した。
「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトは、横浜ゴム創業100周年の2017年に向けて、およそ10年かけて国内外の生産拠点に杜を創生するプロジェクト。国内7工場、海外グループ会社の11工場で合計50万本を植樹する。すでに国内は全生産拠点で第1期植樹を完了し、今年4月から第2期植樹を展開している。海外は4拠点で第1期を完了しており、現在までに国内外あわせて約10万本を植樹している。