ANAグループは18日、国際線旅客での「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」の再設定を国土交通省に申請した。
燃油特別付加運賃は、航空燃料市場価格の下落に伴い7月1日発券分から廃止したが、その後、航空燃料市場価格が再び上昇している状況から、10月1日以降の発券分について再設定する。
従来、燃油特別付加運賃額の見直しを3か月ごとに行ってきたが、今回の再設定を機に、航空燃料市場価格の動向をよりタイムリーに反映させるため、申請時点における直近2か月の航空燃料市場価格の平均に基づいて2か月ごとに見直すことにする。
今回申請した10月1日 - 11月30日購入分の燃油特別付加運賃については、2009年6月から7月のシンガポールケロシン市場価格の2か月平均である1バレルあたり74.5ドルを基準とした。