アウディ『A5カブリオレ』のインテリアは、ドライバーを中心に考えたスポーティでビビッドなデザインを採用しているという。
商品企画部長青木徹さんは「センターコーンソール等をドライバー側にオフセットすることで、ドライバーを包み込むようなそんなデザインにしています。シートは本革張りのスポーツシートを採用。オープンで開けたときにも見た目にも美しいデザインとなっています」という。
また、「エレガントなカブリオレなので、トリムには本木目のウッドを標準採用しています」とのこと。
さらに「アウディがフォーシルバーリングスのクルマを作る上で、非常に力を入れているのが作り込み品質です。パネルとパネルの間や、3次元の面の合わせ等の精度を細かい技術も使ってきっちり出す。それによってエクステリアデザインが一体感のある、またきれいなデザインが生きてくるのです」とも話す。
それはインテリアも同様で、「触った時の感触にまでこだわった素材を使ったり、スイッチ類においても、そのスイッチの持っている目的に合わせた節度感にまでチューニングしているのがアウディのクルマ作りです。そしてこのA5カブリオレにもふんだんにこの技術が使われているのです」