メルセデスベンツ日本は7月29日に『Eクラスセダン』に次ぐEクラスファミリーの新型、『Eクラスクーペ』を発表した。同社では2009年下期から2010年にかけて、Eクラスの新たなラインナップを順次展開していくことを明らかにした。
2009年内では、9月に現在予約受付を行っているハイパフォーマンスセダン「E63AMG」の納車を開始、秋から年末にかけては直噴化し環境性能を高めた新エンジン「4気筒CGIエンジン」搭載モデルと、4輪駆動の「4マチック」モデルを追加する。
2010年にかけては、米国のBIN5、欧州のユーロ6といった厳しい環境基準を満たすクリーンディーゼルエンジン「ブルーテック」搭載モデルを国内に導入する。今年4月に開催されたニューヨークモーターショーで披露されたコンセプトカー『E250ブルーテック』では、排ガス中のNOxを約80%削減し18.3km/リットルの低燃費を実現するとアナウンスされた。
そして、欧州では今年11月から発売予定の『Eクラスワゴン』が、少し遅れて日本に導入されるほか、2010年末頃にはクーペのエレガントさを更に際立たせる「カブリオレ」も登場する予定だ