横浜ゴム、3年連続で京都議定書を上回るCO2削減

エコカー 燃費

横浜ゴムは31日、2008年度国内横浜ゴムグループの温室効果ガス排出量が基準年比マイナス13.4%(2007年度比5.4%削減)となり、3年連続で京都議定書の日本削減目標を上回ったと発表した。同社の削減目標である「2010年度までに基準年比12%削減」を2年前倒しで達成した。
 
同社グループでは、CO2削減対策として、燃料転換促進や主力タイヤ工場へのコージェネレーションシステム導入など設備投資による改善に加え、生産現場の省エネ改善活動や社内ブラックイルミネーションなどによる徹底的な省エネ対策を行ってきた。景気低迷に伴う減産も影響した。
 
国内の2009年度削減目標は、減産分も考慮し「基準年比18%削減」をめざす。海外グループ会社における削減も積極的に進め、グローバルでの活動強化を図る。また、エネルギー消費原単位の改善に向け、省エネ活動の改善を推進していくとしている。
 
同社はCSR経営指針として「社会からゆるぎない信頼を得ている地球貢献企業になる」を掲げ、環境面では地球温暖化対策を最重要課題のひとつとし、グローバル規模での活動を一段と強化する方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集