死亡ひき逃げで逮捕の女、「ダンボールかと思った」と容疑否認

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今月19日に埼玉県毛呂山町内で発生した死亡ひき逃げ事件について、埼玉県警は23日、25歳の女を逮捕した。現場から逃走したことは大筋で認めているが、「ダンボールかと思った」、「人とは思わなかった」などと供述、ひき逃げについては否認しているようだ。

埼玉県警・西入間署によると、問題の事故は今月19日の午前3時45分ごろに発生した。毛呂山町西戸付近の町道で、男性が頭などから血を流した状態で倒れているのを通行人が 発見。警察に届け出た。

男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因でまもなく死亡。後の調べで、現場近くに住む57歳の男性と判明した。着衣にはひきずられたような痕跡があり、警察では路上で寝込んでいるところをクルマにはねられたと断定。死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

22日夜に「事故が起きた時間帯に現場を通過した」として、同町内に住む25歳の女が親族に連れられ、同署に出頭。車両の検分を実施したところ、衝突痕や擦過痕が確認できたことから容疑者と断定。自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で23日に逮捕している。

女は調べに対して現場から走り去ったことは認めているものの、「ダンボールを踏んだと思った」、「人をはねたとは思わなかった」などと供述。ひき逃げについては否認している。

《石田真一》

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