バスのシートベルト検査適切に 事故受け日整連などに通達

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国土交通省は16日、バスのシートベルト設置についての基準適合性検査を適切に行うよう、日本自動車整備振興会連合会と自動車検査独立行政法人に通達した。

今月11日に大分県の大分自動車道日出ジャンクションで大型バスが横転し、1人が死亡、42人が重軽傷を負う事故が起きたが、このバスには本来すべての座席にシートベルトを設置する義務があるにもかかわらず、運転者席以外の座席にはベルトが設置されておらず、保安基準不適合の状態だったことを受けての措置。

道路運送車両法と保安基準に基づく細目告示では、高速道路を運行するバスについては全座席にシートベルトの設置を義務づけており、通達では検査に当たり、適切な基準適合性の判断を行うよう、周知徹底を求めた。

《レスポンス編集部》

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