アルファロメオは13日、英国シルバーストーンに北京オリンピック陸上イギリスチームのメダリストを招き、ドライビングレッスンを開催。メダリスト達がアルファロメオ『MiTo』でサーキット走行に挑戦した。
これはアルファロメオが、英国陸上競技連盟と公式車両サプライヤー契約を締結している縁で実現したもの。当日、F1英国GPの舞台として有名なシルバーストーンには、3人のメダリストが顔をそろえた。
まずは北京オリンピック男子三段跳の銀メダリストのフィリップス・イドウ選手。そして、男子走高跳の銀メダリストのジャーメイン・メイソン選手。同じく女子400mハードルの銅メダリストのターシャ・ダンバース選手の3人が、トラックからサーキットに舞台を変えて、MiToのパフォーマンスを堪能した。
また、英国陸連のアドバイザーを務めるスティーブ・バックレー氏(元男子槍投げの世界記録保持者で3度のオリンピックメダリスト)とキャサリン・メリーさんの2名も、選手に交じってドライビングレッスンに参加した。
フィリップス・イドウ選手は、前日の英国選手権三段跳を制したばかり。アルファMiToから降り立つと、「昨日の大会とはまた違った楽しさを発見した」とサーキット走行に目覚めた様子。さらに「来週の大会でもいい結果を残せそうだ」と自信を見せていた。
アルファロメオの広報マネージャー、Damien Dally氏は「パッション、パフォーマンス、プライドがアルファロメオの精神」とコメント。「アスリート達の運動神経はさすがで、サーキットでも非凡な才能を見せてくれた」と、3名のメダリストのテクニックを絶賛している。
3人のトップアスリートは24日からロンドン南部のクリスタルパレスで開催される大会にエントリー。あのウサイン・ボルト選手も参加する大会を前に、サーキット走行はいい気分転換になったようだ。