日産 フェアレディZ ロードスター 新型…価格発表

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北米日産は13日、新型『370Zロードスター』(日本名『フェアレディZロードスター』)の価格を公表した。米国では3万6970ドル(約345万円)からのプライスで、9月に販売がスタートする。

新型は4月のニューヨークモーターショーで初公開。ソフトトップはラッチの解除を含めてフルオート式で、センターコンソールのスイッチを押せば、約20秒で開閉できる。さらに新型は、運転席側ドアハンドルにもトップの開閉ボタンを設け、車外からも開閉操作ができるようにした。

ファブリック製ソフトトップは、インナーライナー付きで、優れた遮音効果を発揮。ガラス製リアウインドウは、現行型よりも面積を拡大し、後方視界を高めた。キャビン後方には、Zのロゴ入りガラス製ウインドディフレクターを装備。高速走行時の風の巻き込みを低減する。オープン化に伴って、Aピラーとサイドシルには補強材が入れられ、ボディ剛性の引き上げも図られた。

エンジンはクーペと共通のVQ37VHR型3.7リットルV6。北米仕様は最大出力332ps/7000rpm、最大トルク37.3kgm/5200rpmを発生する。現行の3.5リットルと比較すると、26ps、0.3kgmパワフルだ。

トランスミッションもクーペ同様、6速MTとパドルシフト付き7速ATを設定。6速MTには「シンクロレブマッチ」システムが採用された。これはオプションの「スポーツパッケージ」に用意される機構で、ボタンを押せばレブマッチモードとなり、シフトチェンジでクラッチを踏んだタイミングに合わせて、エンジン回転数を合わせてくれる。

北米でのグレード展開は、「370Zロードスター」と「370Zツーリングロードスター」の2種類。ツーリングはBOSE製8スピーカーオーディオ、XMサテライトラジオ、Bluetoothハンズフリーフォン、アルミ製ペダルを専用装備する。さらにシートは、ネットクロスとレザーの組み合わせ。これはクーペにはないロードスター専用アイテムで、ヒーター&クーラー機能が付くのが特徴だ。

価格は370Zロードスターの6速MTが3万6970ドル(約345万円)から、370Zロードスターの7速ATが3万8270ドル(約357万円)から。370Zツーリングロードスターは6速MTが4万0520ドル(約378万円)から、7速ATが4万1820ドル(約390万円)からとなる。

新型は9月に米国の日産ディーラーで販売開始。北米日産のクリスチャン・ムニエ副社長は、「新型は洗練度、品質、パフォーマンス、ドライビングプレジャーのすべてが、歴代最高」と自信を見せている。

《森脇稔》

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