住友電気工業と三井住友銀行は、環境保全活動の状況に応じてサプライヤー企業が利用する金利を優遇する独自のファクタリングシステム「ECOファクタリング」の取扱いを開始すると発表した。
今回のシステムは、住友電工の「地球環境に配慮した調達活動」の推進と、三井住友銀行の「地球環境の維持改善に貢献できる金融商品の開発」への対応から生まれた独自のスキーム。
具体的には、住友電工が設定する企業の環境保全活動に関する基準により、サプライヤー企業の環境保全活動の状況を審査し、その審査内容によりサプライヤー企業が期日前支払を利用する際の適用金利を優遇するというもの。
住友電工ではこのシステムを「ECOファクタリング」とし、サプライヤー企業の資金調達活動の支援とその環境保全活動を後押しし、結果的に社会全体の環境保全活動拡大に貢献できることを期待するとしている。