日産、サステナビリティレポート2009をウェブで公開

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日産自動車は6月23日、同社のCSR(企業の社会的責任)に関する考え方や活動をとりまとめた「サステナビリティレポート2009」を制作し、同日開催の「第110回定時株主総会」終了後に、ウェブサイト上で公開した。

今回のレポートでは、CSRの進捗状況・目標をまとめた「日産CSRスコアカード」を昨年に続き公開、前年に示した2008年度目標に対する達成状況や2009年度の目標など、日産のCSRの進展を報告している。

特に、自動車メーカーとして大きな責任を担う環境および安全の取り組みについては、「地球環境の保全」「安全への配慮」の章を設け、詳細に説明している。

同社のカルロス・ゴーン社長は同レポートの冒頭「自動車メーカーにとって現在の事業環境は、短期的な課題と長期的な目標のバランスをとる力が試される試練の時期。この試練を無事に乗り切れるよう、日産はたゆまぬ努力を重ねていく。目前の危機を乗り切ると同時に、明日への活力を確かなものにすることを目指す」と語っている。

同社では、CSRに関する戦略の推進やステークホルダーとの関係強化などを図ることを狙いに、2005年4月、広報部門内にCSRグループを設置し、2006年4月には「日産CSR方針」と「CSR重点9分野」を設定した。あわせて同月、関係部門の部門長で構成する「CSRステアリング・コミッティ」を設置し、CSR重点9分野ごとの実績・目標を管理するとともに、将来のオポチュニティやリスクを探るためのツールである「日産CSRスコアカード」を活用して、全社視点でのCSRマネジメントを進めている。

《レスポンス編集部》

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