東京ビッグサイトで19日に開幕した「東京スペシャルインポートカーショー2009」に、日本に1台しかない幻のクラシックカー『クーガー』が登場した。場所は自動車業界とは全く関係のないナクアリゾーツクラブのブース。
同社は栃木県でホテルエピナール那須を運営している会社だ。「富裕層の人が多いのではないかと思い、この展示会に出展してみたんです。しかし、何か人を引きつけるものを展示する必要があると考え、『クーガー』を展示することにしました。うちとしては『ナクア』という名前だけ知ってもらえれば、という思いなんです」
同社関係者によると、『クーガー』は那須クラシック博物館が所有しているもので、今回特別に借りてきたそうだ。その効果は上々のようで、ブースの近くを通る来場者の多くが立ち止まって見ていくという。
「博物館では、触ったり、乗ったりすることはできませんが、ここでは乗ることができます」と同社関係者。希望すれば、乗ったところの写真も撮ってくれるとのこと。こんな機会は滅多にないので、写真を撮ってもらえば、一生の思い出になるだろう。