【カーナビガイド '09】Fクラス譲りの高機能とGoogleマップ連携でリンク機能を強化…パナソニック ストラーダ CN-HX900D

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【カーナビガイド '09】Fクラス譲りの高機能とGoogleマップ連携でリンク機能を強化…パナソニック ストラーダ CN-HX900D
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08Fクラスから譲り受けた高品質デザインとハイスペック

例年のパターンだと、パナソニック『ストラーダ』の夏モデルとして発表されるのは、ハイエンドにあたる“Fクラス”なのだが、今年のFクラス発表は秋までお預けとなった。その代わりにミドルクラスとして発表されたのが1DIN +1DINの『CN-HX900D』、2DINの『HW880D』『HW850D』の3機種だ。これにより、HDDタイプのストラーダシリーズの主要モデルは全てVGAとなった。ここでは上位モデルのHX900Dに絞って解説をしよう。

筐体デザインは08年モデルのFクラス「HW1000D」をそのまま引き継ぐ。デザイン上のアクセントになっている中央のロータリーボリュームと、光沢処理が施され緩やかなカーブを描く前面パネルなど、質感にあふれるスタイルは収納時もオーナーに満足感を与えてくれるだろう。

スペックを見てみよう。昨年発表の2DINミドルクラスもVGAモニターを採用し「Fクラスのナビ機能をほぼそのまま採用した」と驚いたものだが、このHX900Dは「08Fクラスをリファインさせたモデル」といった様相で、ミドルクラスという表現するのがもったいないほどのハイスペックだ。

◆リンク機能もフルスペック Bluetooth経由でのGoogleマップ連携も実現

Fクラス相当ということで、08Fクラスで採用していたホーム機器との連携もすべて継承している。Bluetoothケータイを介し、家屋内に設置したネットワークカメラが撮影した映像をナビ画面に表示させたり、DVDレコーダー『ディーガ』を遠隔操作して録画予約させたり、(専用システムが建物側に必要となるが)エアコンや照明のスイッチ動作、ドアの施錠まで通信経由で行える。

ナビ機能で新たに採用されたのは「Googleマップとの連携」だ。Googleで検索したデータをストラーダで目的地設定に使うことができる。”おでかけストラーダ”の拡張機能という位置付けとなっており、使用前にはおでかけストラーダのWebサイトでGoogle連携用のアカウントを取得する必要がある。

Googleマップで検索したデータがおでかけストラーダに送信されるようになっており、カーナビではおでかけストラーダのデータとして読み込む仕組み。Bluetoothケータイを介しておけば、ケータイがそのままサーバーにアクセスして自動取得。ケータイを介さない場合、SDカードに情報を落とし、それをカーナビから参照することになる。

◆ナビゲーション機能

使い方に合わせてボタンの数やレイアウトをカスタマイズできる定評のツートップメニューは新モデルでも継承している。住所検索データ3600万件、電話番号3200万件などの豊富なデータベースをはじめとして、高精度なVGAを活かした地図表現、ナビ機能も至れり尽くせりだ。時間帯や目的に応じて地図配色デザインが選択できる「マップセレクト」、数々のセンサー類による高精度な自車位置検出は、ハイスペックモデルならではのナビ機能も自慢だ。

また、HX900Dでは新たに「AVリンク」機能が搭載された。これはルート案内中にオーディオ画面を表示しながら交差点などに近づくと、自動で地図画面に切り替わり、ナビの拡大図が割り込み表示されるというもの。交差点通過後はもとのオーディオ画面に戻り、オーディオ操作を続けることができる。

◆高画質へのこだわりとオーディオ機能強化

いち早くAVNに地デジを導入し、"車載ナビでも高画質”を実現したストラーダ。08モデルのFクラスを引き継いだHX900Dも、そのこだわりを貫いている。4チューナー/4アンテナを搭載し、ホーム用薄型テレビ『ビエラ』に使われている高画質技術を惜しみなく投入。高画質回路の「PEAKSプロセッサー」、映像の明るさを自動判別してコントラストを最適化する「液晶AI」、外光の強さに応じてダイナミックコントラスト制御をおこなう「Daylight 液晶AI」など、周囲の環境にかかわらず高画質を楽しめる。

今回はCDリッピング機能を見直し、高いビットレートでリッピングできる”音質優先モード”を新たに採用。全体の収録曲数は通常の約4000曲から約2500曲にダウンするが、従来モデルよりも音質は向上。CD原音に近い音質で楽しめるようになった。

また、レコーディングやマスタリングを手がけるエンジニアのプロ集団「MIXER'S LAB」が監修した音質モード「音の匠」やHDD内の録音曲から10曲選び、DJのトークを挟んで再生する「Music Stylist」、曲のテンポや曲調に合わせて静止画を再生する「スナップエフェクター」など、Fクラスで高い評価を得た機能も引き続きHX900Dに搭載している。パワーアンプ用電解コンデンサや、CODEC DAC部パーツ、またオペアンプなどに高品質部品を採用することで、さらなる高音質を追求していることも特徴だ。

通称こそ"ミドルクラス"だが、性能は紛れもなく現時点での”ハイエンド”。それがHX900Dだ。

《石田真一》

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