日本自動車工業会は、「自動車旅行の活性化に向けた提言 - 快適な交通環境づくりと楽しさの演出」をまとめた。
昨秋実施した自動車ユーザー向けのアンケート調査などをもとに、自動車旅行の活性化について、自工会としての提言をまとめたもの。関係省庁、自治体、団体が連携し、観光交通施策の具体化と着実な実施が望まれるとしている。
提言では、自家用車が旅行の中心的な交通手段であり、自動車をより使いやすく、便利にすることが、国内旅行の振興につながるとした上で、自動車旅行活性化のためには、休日の交通渋滞対策、高速道路の料金施策、交通施設の利便性向上が必要と訴えている。
また、ドライブ旅行の楽しさを演出するため、観光地周辺の交通情報やドライブルート情報の提供、ドライブ旅行商品の充実、公共交通との連携や環境負荷への対応も必要としている。
これらを進める上で、実施計画の策定と成果目標の設定、調査・モニタリングの充実するべきと、している。