豊田通商、バイオ油原料植物「ジャトロファ」種苗事業に参入

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豊田通商は、バイオ油原料植物の研究販売会社であるJオイルに資本参加した。今後、アジア、アフリカ、中南米地域で、バイオ油原料ジャトロファ種苗事業を展開する。

今回豊田通商は、Jオイルへの出資により、ジャトロファ種苗の販売、農園の開発に参入。今後、アジア、アフリカ、中南米地域で、ジャトロファ種苗を拡販する。将来的には、石油でいうなら油田にあたる農園(=バイオ油田)の開発・拡大と効率経営を目指すほか、地球環境にやさしい次世代燃料BDFの安定供給を目指し、原料入手からバイオ燃料供給のバリューチェーン構築に向けての開発を推進する。

同社は、従来から高効率・高品質のバイオディーゼル(BDF)製造プロセスの開発に参画するなど、BDF事業に積極的に取り組んできた。BDF事業は、原料費コストが半分以上を占め、非食料の原料を、安定して、低コストで調達することが不可欠。このため、BDF事業を進めるにあたり、その入口であるバイオ油原料の確保を目指している。

《レスポンス編集部》

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