日揮、アルジェリアで大型ガス処理設備建設を受注

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日揮は、アルジェリア現地法人であるJGCアルジェリア社と共同で、アルジェリア国営炭化水素公社のソナトラック社が同国ガシツュイユ地区で計画している大型ガス処理設備の建設プロジェクトを受注した。

プロジェクトは、アルジェリアの主要な原油・ガス鉱区の一つであるガシツュイユ地区で、複数の生産井から産出される日量1200万立方メートルの天然ガスを収集・分離する設備と分離されたセールスガス・LPG・コンデンセートを近隣の既設パイプラインに送るためのパイプラインを建設するもの。これら製品は沿岸部まで輸送した後、LNGなどとして輸出したり、アルジェリア国内で使用される予定。

日揮は1969年に同国アルズー地区で製油所の建設プロジェクトを受注して以来、40年にわたってソナトラック社向けに多数のプロジェクト実績を持つ。現在も、プロジェクトの建設地から南に約100キロ離れたルードヌース地区で、昨年7月に受注した原油・ガス処理設備建設プロジェクトを遂行中。

同社は同国における豊富な経験と最新の知見を有するエンジニアリング会社として、今後も積極的な受注活動を展開するとともに、JGCアルジェリア社のプロジェクト遂行能力の強化を通じて、同国の産業発展に貢献していくとしている。

《レスポンス編集部》

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