ダイハツ、08年度のリサイクル実績…ASR再資源化率79%を達成

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ダイハツ工業株式会社は2日、自動車リサイクル法に基づき、2008年度(2008年4月-2009年3月)における使用済自動車のASR(自動車シュレッダーダスト)、エアバッグ類及びフロン類の再資源化等の実績を公表した。

ASRは、25万9000台の使用済自動車から2万8000tを引取り、2万2000tを再資源化した。再資源化率は79%となり昨年度に比べ3ポイント向上、昨年達成した2015年の法定基準70%以上を維持した。

エアバッグ類では、5万台の使用済自動車に装備されていた9万7000個について、車上作動もしくは回収、再資源化施設への投入により再資源化を実施。回収での再資源化率は94%となり、法定基準の85%を達成している。

フロン類についても19万2000台の使用済自動車から56tを引取り、適正に破壊処理を実施したとしている。

特定3物品の再資源化等に要した費用の総額は、ダイハツ内のシステム関連費、専任人件費を含み15億1400万円で、資金管理法人から払渡を受けた預託金総額14億6300万円を5100万円上回った。

《宮崎壮人》

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