「NEW環境展」が5月22 - 29日にかけて東京ビッグサイトで開催されたが、そこで中古の三輪バイクを展示し、エコをPRしているブースがあった。
KFE Japanがそれで、なんでも動かなくなった三輪バイクのエンジンを取り外し、電気モーターを積み込んで再生させたものだという。電動バイクにリサイクルして、二酸化炭素の削減に貢献しようというわけだ。
「燃料代もずいぶん安くなります。三輪バイクは主にデリバリー用として使われていますが、だいたいガソリン代が月に1万5000円ほどかかるんです。それを電動バイクにすると、月に電気代が500円ぐらいで済みます。しかも、家庭用の電源でも大丈夫なので、使い勝手もいいですよ」と同社関係者は説明する。
その改造費は60万円と少々高めだが、同社ではレンタルも行っている。「エコをPRしたい企業からの問い合わせが増えている」そうだ。