モナコGPでキミ・ライコネンが今季初表彰台3位に上り、ようやく復調の兆しを感じさせたフェラーリ。しかし当のライコネンは表彰台に全く満足していないよう。
「モナコの3位はそれほど嬉しくないよ。確かに今季のベストリザルトだけど、別に目新しい経験ではないし。目指していたのはポディウムの頂上だからね。ポイントリーダーが首位を独走している以上、重要なのは優勝することでしかない」と厳しい採点のライコネン。
しかしチームメイトのフェリペ・マッサも4位とダブル完走＆ダブル入賞を果たしたことで、ようやく残りのシーズンへの自信も取り戻せたよう。
「それでも表彰台に戻って来れたことは良かった。チーム全体のハードワークが報われたんだから。正しい方向に進んでいることが実感できた。あと少しやるべき課題は残っているけれど、遅かれ早かれ優勝にも手が届くはずだ。今後もF60の改善を続け、予選でも決勝でもトップにどんどん挑んでいきたい」とライコネンはコメントしている。
