三菱電機、香港の鉄道車両の電機品を受注

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三菱電機は28日、中国の鉄道車両メーカーの長春軌道客車から、香港のウエスト・アイランド・ライン(西港島綫)向け鉄道車両の電機品を受注したと発表した。受注価格は総額約25億円。 

ウエスト・アイランド・ラインは、香港の鉄道運営会社香港MTRCLが2013年に開業する新路線で、中国の車両メーカーの長春軌道客車が新車両を80両製造する。三菱電機はこの新車両向けの電機品を受注した。

採用された電機品は、モーター・推進装置・補助電源・車両情報統合管理装置などで、環境に配慮して使用エネルギーを削減することができる回生ブレーキなども含まれる。2010年4月から2011年3月にかけて順次出荷していく予定で、今後車両の追加発注の可能性も見込まれる。
 
同社はこれまで、日本国内をはじめ、海外でも鉄道車両向け電機品を多数納入しており、その技術と実績が香港MTRCL、長春軌道客車から高い評価を受けたことで、今回の受注に結びついた。
 
同社は今後も中国、香港を含む全世界に向けた鉄道車両用電機品の事業拡大を進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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