【ドイツ ミドルクラスセダン徹底比較】メルセデス EクラスとBMW5シリーズ製品担当に聞く、その魅力

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26日、メルセデス・ベンツの新型『Eクラス』が日本市場に登場した。一方、積年のライバルであるBMW『5シリーズ』は新型Eクラスをどう見るのか。Eクラス製品担当、BMW5シリーズ製品担当コメントから、その特長とクルマ作りへのポリシーを聞いた。

◆Eクラスの登場によりミドルクラスセグメントに対する関心が集まる

先代Eクラスのモデルライフ中に、このカテゴリーにさまざまな競合車種が登場した。とくにBMW『5シリーズ』とは長年のライバル関係にあるが、豊生氏は、「ライバルは特に意識していない。長年の歴史を持つメルセデスは、お客様のロイヤリティも高いので、まずはこれらの層に引き続き選んでいただけるようアピールしていきたい」と語る。

一方BMWの5シリーズ製品担当にEクラス登場へのコメントを求めると「魅力的な車が増え、その分お客様からこのセグメントのクルマが注目されることが多くなるという意味では、非常に歓迎している」とのこと。

さらに、「5シリーズは、前後重量配分50:50、Aピラーから前の部分にアルミニウム合金を使用した“ハイブリッド・ボディ”等を採用し、現在の水準で見てもその基本性能はトップレベルにあると自負している」と述べる。実際、車重は同クラスのグレード(E 300と530i、またE 550と550i)では60kgほど5シリーズが軽量だ。スタイリングも、モダンで革新的なエクステリア・デザインは多くの新型車が出ても魅力を持ち続けている。

◆“快適性”と“安全性”はメルセデスの伝統

「快適性と安全性はメルセデスが伝統的に追求してきたポイント」と述べるのは、豊生氏。「例えば、シートについてはオーナーの意見を取り入れ、パッドの材質、配置などを設計しなおした。サスペンションやステアリングの機構も快適性の延長としての操作性を向上させたものだ。可変ステアリングギアレシオを新たに取り入れたが、電子制御によるものではなく、機械式をベースにしたものだ」と述べる。

メルセデスとしては、安全性、実用性重視という基本を崩さないということが、ライバル車に対する最大の差別化ポイントということだろう。

◆BMWは、“走り”だけでなく快適性や安全性も妥協しない

一方のBMWが主軸に据えるのはやはり走行性能。「競合他社に先駆けて導入したアクティブ・ステアリングは自動カウンターステア機能付きでアクティブ・セーフティーにも貢献、ランフラット・タイヤ、ダイナミック・ドライブ等、BMWならではの革新的な装備やオプションを選択可能としている。もちろん、ヘッド・アップ・ディスプレイ、アダプティブ・ヘッドライトなどの先進機能は快適性・安全性にも大きく寄与している」(BMW5シリーズ製品担当)という。

また、BMWでは『BMW5シリーズ 500万台記念キャンペーン』と題した販売キャンペーンを実施している。「このキャンペーンにより、5シリーズの魅力をさらに多くの方々に触れてただくことが目的」(BMW5シリーズ製品担当)というが、「Hi-Lineパッケージ」や「M Sportsパッケージ」といったBMWの“看板”とも言えるパッケージオプションが手頃に選択できることがポイントだ。

5シリーズとEクラス、ミドルクラスの代表車種同士のシェア争いは今後も加熱しそうだ。

【関連リンク】BMW 5シリーズ公式サイト

《中尾真二》

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