【人とくるまのテクノロジー09】女性が注目したユニークなEV

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【人とくるまのテクノロジー09】女性が注目したユニークなEV
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「人とくるまのテクノロジー展2009」(20 - 22日)では、さまざまな環境対応車が展示されたが、女性が思わず注目した1台があった。静岡県浜松市に本社を構えるASTI(アスティ)が披露した電気自動車(EV)がそれだ。

「evivo(イー・ヴィーヴォ)」と名付けられたそのEVは、何となく可愛らしく、ユニークな形をしている。そのため、女性の来場者から「いつ発売されるんですか」とか、「値段はいくらですか」と何回も聞かれたそうだ。

そのたびに同社関係者は「このEVは当社のバッテリ充電器をPRするために、1年がかりでつくった実験車両で、これ1台しかないんです」と答えたという。ちなみに、同車は最高速度が60km/hで、一充電走行距離が40km。開発費は数千万円だったとか。

「現在、自動車業界は不況のまっただ中で、仕事も減っているので、何とか新規のお客様を獲得しようと、今回初めて出展したんです。それで、何か注目されるものをと、このEVを展示しました」

その結果、数社からビジネスに結びつくアプローチがあり、同社関係者は「evivo」を見ながら喜んでいた。

《山田清志》

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