2004年にあと一歩のところで念願のモナコウィナーをヤルノ・トゥルーリに奪われたジェンソン・バトン。
念願のモナコ制覇に向けて今年は絶好のチャンスと見られているが、モナコGPの開幕となった木曜日のフリー走行では今ひとつスピードが上がらず、チームメイトのルーベンス・バリチェロに後れを取っている。夢の実現のため最適なセットアップを模索しているという。
「午前中は非常にチャレンジングだったが、午後のフリー走行を終えて、正しい方向に進むことができているよ。低速コーナーではホイールがロックしたり、高速コーナーではアンダーステアが出たりと、最初はすごく乗りにくかった」
「でもセットアップをうまく調整することができたから、ソフトタイヤで走った最後の走行では格段によくなったよ。いいバランスにすることが重要だから、正しい方向に進むことができた。この調子で改善が続けば、今週末もいいウィークエンドになるはずさ」とバトンはコメントしている。