【BMW Z4 新型発売】爽快な走りをもたらすパワートレイン

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新型BMW『Z4』には2タイプのパワートレインが搭載されているが、注目は3.0リットルツインターボに7速DCT(ダブルクラッチトランスミッション)を組み合わせた「Sドライブ35i」だ。

2.5リットルモデルの「Sドライブ23i」は、先代からの改良型ユニット直6DOHCに6ATを組み合わせたものが搭載されている。

3リットルモデルの「Sドライブ35i」に搭載されるツインターボエンジンは、すでに『3シリーズ』などに搭載されているが、『M3』にも採用されている7速DCTと組み合わされたことで、よりスポーティな走りをもたらしてくれるようになった。

35iのエンジンは、306PS/40.8kg-mという強力なスペックを発揮するユニットだが、低回転からナチュラルにターボが効きはじめ、回転フィールもBMWの直6らしく滑らかなので走行中にターボを意識するシーンは少ない。最大トルクの発生回転が1300rpmからと非常に低いので、どの回転域からでも俊敏な加速を引き出すことができる。

自然吸気のように高回転で伸びるエンジンではないが、7速DCTが適切なトルクバンドを捉えながらシフトアップしてくれるの、爽快な加速を高速域まで体感できる。

7速DCTの制御も巧みで、低速域では非常にスムーズなシフトフィールに仕上げられているが、アクセルを踏み込んで高回転まで回した時には切れ味のよいシフトアップを行ってくれる。パドルシフトも装備されており、Dレンジで走行中もパドルを操作すれば変速が可能なので、コーナーに差し掛かった際に左のパドルを引けば瞬時にブリッピングが行われて、素早くシフトダウンが行えるのも魅力だ。

シフトレバーでマニュアルモードを選べば、「Mモデル」のようなパワフルなエンジンパワーを自在にコントロールできるようになるので、誰もがパドルシフトを駆使したスポーティな走りを楽しむことができる。

23iと35iの価格差は172万円と大きく、販売的にも約7割が23iになると予想されているが、3リットルツインターボ&7速DCを搭載した35iの爽快な走りは、かなり魅力的なものに仕上がっている。

《岡島裕二》

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