「見やすい地図」というのは、カーナビ自体の使いやさを左右するものだが、クラリオンは09年モデルでユニバーサルデザインを採用し、地図画面の描画スタイルや配色変更を実施。従来モデルも見やすい地図が自慢だったが、09年モデルはさらに見やすくなった。
HDDモデル「クラスヴィア」では、地図上で色付き表記させていた主要道(国道や地方道、高速道路など)の彩度を調整。ルート案内時の誘導線や、VICS渋滞情報の表示線と重ならないようにした。また、これに合わせて背景の彩度も落とし、誘導線を目立たせることで全体の視認性を向上させている。
25mスケール以下の市街地図では、街区ごとに色を変えて視認性をアップさせるとともに、建物の形を強調。水辺や草地なども質感や表現を向上させた。
なお、09モデルと08モデルは描画プログラムが異なるため、08年モデルをアップデートさせたとしても描画スタイル変更まではフォローされないという。