ワイヤ・アンド・ワイヤレスと京急グループの京浜急行バスは19日、京急リムジンバスの全車両に、無線LAN(WiFi)ブロードバンド・インターネット接続サービス「Wi2 300」を導入し、6月1日からサービスを開始すると発表した。
今回、京急バス182台に導入されることで、Wi2 300のアクセスポイントは、丸の内の自社APを含み約6400か所となる。
京急バス車内での高速ブロードバンド・インターネットへの接続は、無線LANに対応するパソコンやモバイル端末などで簡単に行える。また、7月31日までは、メールアドレスを登録するだけで、無料で試用することができる。
ワイヤ社では今後「バス用ポータルサービス」を導入し、位置情報に連動した情報やコンテンツの提供を行い、到着地(駅や空港)の案内や広告など、ユーザーに有用な情報を手元の無線LAN対応端末へ配信する予定。
バス内でのWi2 300は、移動車両内でインターネット接続サービスを可能にするHSDPAとWiFiを組み合わせたワイヤ社のサービス。
京急バスは、設置スペースの提供とバス内外における告知プロモーションを行い、空港リムジンバス、アクアラインバス車内でのインターネット接続サービスを提供する。
今後、ワイヤ社は、ワイヤレス・プラットフォームの普及を通じて、ユーザーの新たな利用シーンを創出していくとともに、ユーザーが楽しめるコンテンツについてもラインアップを拡充するとしている。