丸紅出資のチリ銅鉱山開発、プロジェクトファイナンスを組成

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丸紅出資のチリ銅鉱山開発、プロジェクトファイナンスを組成
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丸紅と銅生産会社のアントファガスタ社が共同出資するチリ共和国ミネラ・エスペランザ社は、開発中のエスペランザ銅鉱山開発費用に関し総額10億5000万米ドルのプロジェクト・ファイナンスの融資契約に調印したと発表した。

このプロジェクト・ファイナンスは、国際協力銀行(JBIC)、カナダ輸出開発公社(EDC)、ドイツ復興金融公庫(KfW)などの銀行団で構成、このうち民間銀行団によって構成されるシンジケーションには、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、ING銀行、Calyon銀行、Santander銀行、Natixis銀行の銀行団が参加している。

ファイナンスの組成により、丸紅としてはプロジェクト・リスクの一部を銀行団に移転される。

このプロジェクトは、チリ共和国北部第II州Sierra Gorda地区で、銅地金の原料となる銅精鉱を生産するもので、2010年末からの生産開始を目指して開発中のプロジェクト。同鉱山の可採鉱量は5億8300万トンで、生産開始後10年間の平均年間生産量は、銅精鉱71万トン、金22万オンス、銀113万オンスを予定、総事業費は約23億米ドルを見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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