ゼンリンデータコムは18日、Googleが提供する企業向け地図サービスである「Google Maps API Premier」の日本での販売を本格的に開始すると発表した。3年間で10億円の売上げを目指す。
ゼンリンデータコムでは現在、ゼンリンの地図データベースを活用し、企業向けに「e-map」ブランドで位置情報製品・サービスを展開している。Google Maps API(無償版)の利用者の増加を受け、顧客から業務でも利用できるようサポート体制や、稼動保証を要望する声が高まっている。
今回の地図サービスの販売により、e-mapサービスとGoogle Maps APS Premierを組み合わせて利用できるなど、製品ラインアップの拡充を図り、顧客ニーズに対応する。長年培ったノウハウを活かし、導入から保守、カスタマイズにいたるまでの一貫したサポート体制を提供する。
新しい地図サービスは、簡単に、使いやすく、多彩な表現で自分のサイト上に表示させることができる開発ツール。無償版では実現ができなかった公開サイト以外での利用、稼動保証、広告の表示・非表示設定が可能となる。