ポルシェ、投資家を欺いたとの雑誌記事に反論

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ポルシェ、投資家を欺いたとの雑誌記事に反論
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ポルシェ・オートモービルホールディングSEは、支配下に収める予定だったVW(フォルクスワーゲン)と統合することに方針を転換した同社が「投資家を欺いた」とする雑誌記事の主張を「明確に否定する」とのコメントを発表した。

5月11日付の独経済誌『ヴィルトシャフツ・ヴォッヘ』は、ポルシェSEの代表者がニーダーザクセン州政府の高官と今年2月25日にベルリンで秘密裏に協議、フォルクスワーゲンと支配および利益移転契約を締結する意図があることを伝えたと、主張。
 
ポルシェでは「この主張は間違っている」とし、ニーダーザクセン州政府は5月12日付の『ヴィルトシャフツ・ヴォッヘ』誌宛の手紙の中で「こうした話は実際には行われなかった」としている。
 
ニーダーザクセン州政府の手紙には「この協議の中で、ポルシェの代表者もポルシェ側の弁護士もポルシェがフォルクスワーゲンと支配契約を締結する意向を直接的にも間接的にも表明したことはまったく無い」としている。
 
ポルシェはドイツ連邦金融監督庁に対し、この問題について明確な説明を行ったとしている。

《レスポンス編集部》

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