フェラーリ・フェスティバル・ジャパン2009で、『FXX』がお披露目された。FXXは、2002年に限定生産された『エンツォ・フェラーリ』をベースに開発されたサーキット走行専用車。エンツォ・フェラーリの開発コード「FX」に、計り知れない可能性とスピードを著す「X」を追加したものが、名前の由来。
そのデザインは、エンツォをベースに改良したもの。ダウンフォースもエンツォを40%上回る。デザインのイメージは、エンツォ同様F1。象徴的なF1のようなノーズコーン。横長のフロントエアインテークは、F1のフロントウィングをイメージ。F1同様ミッドシップエンジンは、大きなラジエーターインテークをサイドに持つ。そしてリアのディフューザーもF1同様だ。
F1で勝ち、そのイメージを市販車に活かし販売する。そしてその利益をF1に注ぎ、また勝利を収める。FXXのデザインが、またフェラーリのブランドイメージを高めているのだ。