ジャガー&ランドローバー、「第2の本国」で発売へ…インド

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ジャガー&ランドローバーは1日、今年後半からインド市場での販売活動を開始すると発表した。親会社のタタモーターズとの協力により、インド国内にディーラーネットワークを構築する。

フォードモーターは2008年3月、ジャガーとランドローバーの両ブランドをインド財閥大手系の自動車メーカー、タタモーターズに23億ドル(約2300億円)で売却。英国名門2ブランドのインドメーカー傘下入りは、大きな話題となった。

今回の両ブランドのインド国内販売は、タタモーターズが輸入元になることで実現。タタは6月、ムンバイに最初の販売店を開設する計画で、ジャガー&ランドローバー全車を展示するフラッグシップディーラーの役目を持たせる。その後、2010年にかけて、インド国内に数か所の販売店をオープンさせる予定だ。

販売車種については公表されていないが、ジャガーからは『XF』や『XK』、ランドローバーからは『レンジローバー』や『ディスカバリー』などが見込まれている。

ジャガー&ランドローバーのデビッド・スミスCEOは、「インド進出をうれしく思う。インドは依然として、有望なマーケット」とコメント。タタのマネージングディレクター、ラヴィ・カント氏も「両ブランドのプレミアムな製品を、顧客に自信を持って紹介する」と、インド市場攻略に確かな手応えを感じている様子だ。

タタといえば、3月に『ナノ』のインド国内価格を、日本円で約21万円からにすると発表したのが記憶に新しい。今回のジャガー&ランドローバーのインド国内投入決定により、タタは超低価格車から1000万円を超える高級車まで、フルラインナップを完成。インド最大手のマルチスズキを追撃する体制が整ったといえそうだ。

《森脇稔》

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