パイオニア中期計画…グループ全体で1万人近くを人員削減

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パイオニア中期計画…グループ全体で1万人近くを人員削減
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パイオニアは、中期経営計画で、グループ全体の事業体制のスリム化に着手する。

事業ポートフォリオ再編成後の新しい事業規模に合わせて、組織のスリム化を実施する。国内外で生産会社30社の統廃合を進め、9社を閉鎖し、6社の規模を縮小する。

販売体制では、国内では、カーエレクトロニクス事業で営業部門、販売子会社5社を統合し、ホームエレクトロニクス事業では、構造改革を進めると同時に、関係会社も含めて、営業部門を販売子会社に統合する。海外でも欧州、北米、アジア、その他の各地域で組織、体制の見直しを行う。さらに、国内5拠点体制を、川崎と川越の2拠点に集約し、本社機能、間接機能の効率化を目的として組織変更する。

また、研究開発体制についても、事業ポートフォリオの再編に合わせて研究テーマの選択と集中を行う。これら事業体制のスリム化によって、2008年12月末に対し、グループ全体で正社員を約5800人、派遣・請負社員を約4000人削減する。

役員数についても、現行の取締役・執行役員計25人から6月の定時株主総会後、19人に削減する。

《レスポンス編集部》

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