新型パサートLingyuは、先代シュコダ『Superb』(スパーブ)をベースに開発。ホイールベースは2803mmと欧州仕様の『パサート』よりも約90mm長く、これが広い室内空間を生んでいる。とくに中国の顧客が重視するリアシートの快適性に関しても、新型は万全の気配りを施しているという。
エンジンはパワーを引き上げながら、燃費を向上。例えば、1.8リットル直4ターボを積む「1.8T」の場合、最大出力は150psから163psへアップ。2.4リットル直4並みのパワーを実現した。
それでいて、燃費はAT車が13.7km/リットルから16.1km/リットルへ、MT車が14.1km/リットルから15.9km/リットルへ、それぞれ改善。高い経済性をアピールする。