ナナオ、液晶モニター2モデルが国際環境規格に適合

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コンピューター用液晶モニターなど映像機器の開発を行うナナオは21日、液晶モニターの2モデル『EIZO FlexScan EV2023W / EV2303W』が、最新の国際環境規格であるTCO Displays 5.0及びEPEAT GOLDに対応したと発表した。

TCO Displays 5.0はスウェーデンに本拠地を持つ団体が今年3月に発表した、ディスプレイの安全性、エルゴノミクス、電磁界放射、省エネ、環境に関する国際規格。TCOは1992年のTCO.92に始まり、時代の最新状況を取り込みながら、年々そのレベルを向上させており、欧州を中心に広く認知された環境規格のひとつだ。

同社は、開発生産一貫体制の液晶モニターメーカーとして、1992年からTCOがアップグレードされる度にいち早く対応してきており、今回TCO Displays 5.0においても世界でもっとも早く適合した製品となった。
 
EPEATは、米国環境保護庁の関連団体で2006年から運用されているパソコンとパソコン周辺機器の環境に与える影響の総合評価基準。有害物質削減、リサイクル設計、長寿命設計、回収リサイクル、企業活動など、必達基準23項目とオプション基準28項目があり、オプション基準項目を満たす度合いから「GOLD」「SILVER」「BRONZE」の3種類にランク付けされる。これまで、39のEIZO液晶モニターがSILVERにランクされているが、今回EIZOとして初めてGOLDにランクされた。

同社は、今後も自社環境基準の定期的な更新も含め、製品開発の重要なテーマの一つとして、環境対応を強化していくとしている。

《レスポンス編集部》

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