川崎重工子会社、大型ホイールローダを海外市場に投入へ

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川崎重工業グループのKCMは、新型ホイールローダ『92ZV-2』を5月1日から海外向けに発売すると発表した。 

新型ホイールローダは、バケット容量4.6立方mの大型機で、他機種に採用されている最新鋭の技術をすべて投入した。
 
新型機は、高出力・高トルクを実現しつつ、排出ガスに含まれる大気汚染の原因物質である窒素酸化物、粒子状物質を大幅に低減した最大出力209kWの6気筒10.8リットルエンジンを搭載し、欧米で定められている最新の排出ガス規制に適合している。
 
作業効率を向上させて低燃費化を図る「エフィシェント・ローディング・システム」や「フューエル・エフィシエントモード」、「デュアル・ブーム・キックアウト」を搭載した。さらにメンテナンス性を重視して広い開口部を持つスライドドア式エンジンルームや故障診断機能を備えた「マシン・オペレーション・ダイアグナスティック・モジュール」を採用している。これらの新技術を盛り込むことで、作業効率、耐久性、信頼性の向上を図った。
 
新機種は、フランスで4月20日から開催される国際的な土木建設機械見本市である「INTERMAT2009」に出展する予定。

《レスポンス編集部》

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