長年務めてきたチーム代表のポジションをステファノ・ドメニカリに譲り、自身は取締役の一人としてフェラーリに残留してきたジャン・トッドが、正式にスクーデリアに別れを告げることが決まった。
「ジャン・トッドは15年もの長きに渡り、フェラーリの歴史の主人公を務めてきた。彼の特徴である技術や情熱には私も敬意を抱いてきた。長年に渡り、良いときも苦しいときも共に過ごしてきたジャン・トッドとフェラーリの絆は今後も破られることはないだろう」とルカ・モンテゼモーロ社長は感謝の意を表した。
フェラーリに別れを告げたジャン・トッドの次なる行く先は、マックス・モズレーのFIA会長の後釜になるのではとみられている。