ヒュンダイはジュネーブモーターショーに、コンセプトカー『ix-onic』を出展した。ドイツ・リュッセルハイムのヒュンダイデザイン部門が手がけたアグレッシブな外観のコンパクトSUVで、環境に優しいパワーユニットを搭載する。
ボディサイズは全長4400×全幅1850×全高1650mmとコンパクトだが、大人5名が乗れるゆとりの室内空間を確保。ヒュンダイは「欧州Cセグメントのライバルと比較して、ワイドなスペースを実現した」と自信を見せる。リアウインドウに高強度ポリカーボネート、「Lexan」(レキセイン)を使用しているのも特徴だ。
エンジンは直噴1.6リットル直4「GDi」ターボで、最大出力は170ps。アイドリングストップ機能を組み込む効果もあって、CO2排出量は149g/kmとSUVとしては優秀な数値をマークする。トランスミッションは6速2ペダルMTの「ダブルクラッチ」で、駆動方式は4WDだ。
ix-onicは、2010年には次期『ツーソン』としてデビューすると思われる。