ルネサス、次世代車載情報端末向け デュアルコアSoC を製品化

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ルネサス、次世代車載情報端末向け デュアルコアSoC を製品化
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ルネサステクノロジは、カーナビゲーション機器が進化した次世代車載情報端末など向けに、2個のCPUコアを搭載した、デュアルコアSoC(システム・オン・チップ)『SH7776』を製品化した。4月からサンプル出荷を開始する。

SH7776は、従来製品のSoCの約2倍となる最大1920MIPS(ミリオン・インストラクション/秒)の高処理性能を実現し、同社の従来品よりもさらに高度化したグラフィックス機能と、高性能化した画像認識処理機能を内蔵した。

今後カーナビは、自動車の快適、安全、環境配慮を図るための車載情報制御の中枢となる「次世代車載情報センター」へ進化する見通し。今回製品化したデュアルコアSoCのSH7776は、次世代車載情報センターに必要な性能・機能を1チップで実現しており、ナビゲーションに加えて、マルチメディア用途や情報通信用途にも対応可能な、多彩でリアルな3Dグラフィックス表示、操作性向上が図れるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)表示、画像認識処理機能による白線検知や先行車追跡などが可能。

また、デュアルコア用システムの信頼性をさらに向上する機能も組み込んでいる。

《レスポンス編集部》

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