4日に発表された新型ホンダ『アコード』『アコードツアラー』の国内販売の動向は、欧米など海外での売れ行き・評価によって変わってくるといわれる。海外で認められると国内でも売れるという性格のクルマだ。
同社日本営業本部の小林浩氏は、「アコードは海外のほうが有名。北米では40万台、ヨーロッパでは8万台が売れている。欧州市場をターゲットにつくった先代からBMWやメルセデスベンツなどに引けを取らないつくりに仕上げている」と語る。
「例えば、日本人が欧米に出張や旅行で行ったときに、アコードの高い評価を知り、街で走る姿を見かけたりして、購入を検討する人も少なくない」(小林氏)
また、同社四輪事業本部の鈴木謙三氏は、「アコードの知名度は海外のほうが強い。中国でも11月は2万台を売り、こんなご時世でも過去最高を記録している。ロシアなどでも売れ行きがいい」と述べ、海外での好調な実績を追い風に、国内販売を展開していくという。