日産、環補修用水性塗料を発売 境負荷を半減

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日産自動車は、日産純正部品である「PITWORK」ブランドに、新たに補修用水性塗料を設定し、15日から発売すると発表した。

今回設定する補修用水性塗料は、ベース塗料中の溶剤を水に変えることで、従来の溶剤塗料に比べて約49%の揮発性有機化合物(VOC)排出量を低減した。対象カラーとして、まず塗装比率の高い2種類のシルバー色から採用を始め、来年4月から順次対象カラーを拡大していく予定。補修用水性塗料を使用することで、大気汚染影響の削減、周辺地域への臭気影響の削減、作業者及び作業者周辺の安全性の向上を図る。
 
同社では、水性塗料を使用する塗装ラインを2006年から九州工場に採用している。また、今年9月からは、塗装工場からのCO2及びVOCの排出量を半減する塗装技術を新たに開発したことを発表しており、生産分野での様々な取り組みを進めている。

今後は、アフターセールスの分野でも、積極的に環境維持・改善活動に取り組んでいく方針だ。

《レスポンス編集部》

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